下垂体がないおいらは抗利尿ホルモンを補わないといけない
薬が切れると(嫌な言い方だけれど)のべつまくなし小便がしたくなる&喉が渇いて大量に水を飲む、トイレに行くの無限ループ。それからこの時の尿は薬が効いている時のものより必要な電解質まで多く出ているらしく、脱水になってしまうこともしばしば。
普通の人は我慢すればいいのではと思うだろう。
でも薬が効いていない時の「渇き」はおそらくこの障害になってみないとわからないんだ
補う薬は2タイプ。点鼻と舌下錠どっちも一長一短
効きが確実なのは断然点鼻(デスモプレシン)で、一度噴霧すると半日効く。ただ鼻の状態で効き目が変わるのと持ち運び、管理が面倒。
舌下錠(ミニリンメルト)は持ち運び・管理が楽で財布に入れて持ち歩けるほど。ただ効きが弱いのが難点で体調に応じて1日2、3回飲まなくてはならない。
薬を使えばとりあえず異常な水のループはなくなる。
かれこれこの体質と20年付き合ってきた。振り返れば20年、長い年月。
頑張って生きてきたよなあ、というより何より生かしてもらってきたよなあ